2階調化処理
画像を白と黒の2色だけで表現し、彫る部分と彫らない部分に分けます。シルエットや線画のように、輪郭がはっきりしたデザインに向いています。
写真やイラストを、素材の特徴に合う方法で彫刻・表現します。
カラー写真やイラストを、ガラス・鏡・金属・木・石などへ彫刻します。彫刻では元画像を白黒や小さな点へ変換し、素材ごとに適した加工方法で表現します。
同じ画像でも、素材や加工方法によって仕上がりは異なります。見せたい部分を確認しながら、彫刻に適した明るさや濃淡へ画像を調整します。
素材の硬さ、表面の状態、加工できる範囲に合わせて、画像処理と彫刻方法を使い分けています。
| 素材 | 加工方法 | 画像の表現 | 主な商品 |
|---|---|---|---|
| ガラス・鏡 | サンドブラスト | 2階調化・網点処理 | ガラスプレート、ウェルカムボード |
| 金属 | ダイヤモンド針による打刻 | 打刻の強弱による濃淡 | ジッポ、キーホルダー、アクセサリー |
| 木・石 | レーザー加工 | 網点処理 | ヒノキ枡、黒御影石表札 |
| 転写対応素材 | 熱転写 | フルカラー | マグカップなど |
高圧で研磨材を吹き付けるサンドブラストで加工します。大きなサイズにも対応しやすい方法です。
画像を白と黒の2色だけで表現し、彫る部分と彫らない部分に分けます。シルエットや線画のように、輪郭がはっきりしたデザインに向いています。
写真を小さな点の集まりへ変換し、明暗を表現します。細かな部分は再現しにくいため、写真を大きめに配置できる商品に向いています。
仕上がりのポイント:カラー画像も彫刻部分は白黒で表現されます。人物や主役と背景の明暗差が大きく、輪郭が分かりやすい画像ほど彫刻に適しています。
先端にダイヤモンドが付いた針で細かく打刻し、打刻の強弱によって写真の濃淡を表現します。
元画像をモノクロへ変換し、素材に彫刻したときに顔や輪郭が分かるよう、明るさと濃淡を調整します。
画像のように細かな階調をそのまま再現することは難しく、原版を作る際の調整が仕上がりを左右します。加工範囲が限られるため、大きな素材には使用できません。
写真を網点処理し、レーザーで小さな点を刻みながら濃淡を表現します。
レーザー加工は比較的大きな素材にも対応できます。木は焼き色、石は細かな点の明暗によって写真やイラストを表現します。
素材そのものの色や模様が仕上がりに影響するため、画像を確認しながら彫刻データを調整します。
マグカップなど、フルカラーの写真を生かしたい商品には熱転写加工を使用します。
専用インクを約200度の高温で圧着し、素材へ浸透させます。人物やペット、イラストなどをカラーのまま表現できます。
画面で見える色と完成品では、素材やインクの特性によって若干の色差が生じる場合があります。
彫刻や転写へ使用する元画像は、次の点を目安にお選びください。
当店の商品は、素材ごとにテスト制作を重ねてから販売しています。初めて加工する持ち込み素材は、素材の性質や表面処理によって予期しない仕上がりになる場合があります。
大切な一品物や、代わりを用意できない素材はお受けできません。素材を確認し、加工できる可能性がある場合でも、次の条件をご了解いただいたうえでの制作となります。
商品や素材、画像によって適した表現方法が異なります。ご希望の商品と元画像を添えてお問い合わせください。